高1・高2　立ち止まっても大丈夫

2025-01-29

学校生活

こんにちは！サイル学院の担任、斎藤です。

時には気持ちが乗らない日や、前に進みたいのに立ち止まってしまうこともありますよね。でも、大丈夫です。そんな時こそ、一緒に立ち止まり、一緒に歩き出すことが大切だと感じた一週間でした。

ある高校2年生は、動物に関する仕事に興味を持ちながらも、具体的な行動に踏み出せずに迷っている様子でした。話を聞いていくと、幼い頃から動物園や水族館によく通っており、最近では野生動物の保護や環境問題にも関心を広げていることがわかりました。さらに、スクーリングでの生物の授業がきっかけで、水族館での仕事にも興味が湧いてきたそうです。

その生徒から「専門学校だけでなく、大学進学という選択肢も考えてみたい」という言葉があり、次回の1on1で一緒に調べてみることを約束しました。気持ちはあっても、どう行動すればいいのか迷っている生徒や、一人ではなかなか前に進めない生徒に対しては、1on1の場を活用しながら一緒に歩みを進めていくことを提案しています。

また、資格試験に向けて努力している高校1年生の生徒もいます。毎朝6時30分に起きて勉強するという素晴らしい習慣を続けていますが、最近は少し気持ちが乗らない様子。好きなアニメを見てしまい、勉強時間が確保できなかったことを気にしていました。「勉強しなければならない」という気持ちが強すぎるため、スマートフォンを触ることにも罪悪感を感じているようでした。それでも、この生徒は集中力を発揮すると1日10時間も勉強できる力を持っています。

そこで、「毎日コツコツ勉強するのも素晴らしいけれど、短期集中型で取り組んでみるのはどうかな？」と提案しました。また、進捗状況を一緒に確認する方法も話し合ったところ、少し戸惑いながらも「じゃあ、今日からすぐ始めてみます！」と前向きな返事をもらえました。その後、「予定していた以上の課題をこなしました！」という報告をもらい、私も嬉しい気持ちになりました😊💗

時には立ち止まることもありますが、そんな時はまず並んで座り、一緒に考えることを大事にしています。一緒に行動することで、必ず道は見えてくると信じています。

また、生徒一人ひとりの学習スタイルや進路の見つけ方が違って当たり前だからこそ、「こうでなければならない」という固定観念から解放され、その生徒に合った方法を一緒に見つけていくことが、私たちの大切な役割だと感じています。