こんにちは、サイル学院・担任の斎藤です。
私たちサイル学院では、毎月新しい生徒を迎え入れています。秋以降に入学した生徒たちが、サイル学院での生活をスタートして数か月が経ちました。
人生には様々なタイミングがあり、「今」「これから」を大切にしたい人のための学校です。
入学1か月目の面談は、私たちにとって大切な時間です。最初は緊張気味だった生徒たちと、信頼関係を築くために心がけているのは、まず「聴く」こと。そして、目の前の彼らが見ている世界に、全力で興味を持つことです。「普段どんな時間を過ごしているの?」「好きなことや、苦手なことはある?」などオープンな質問を心がけています。
答えは生徒によって様々です。じっくり考えてから、丁寧に言葉を選んで伝えてくれる生徒、たくさん話してくれる生徒😆
生徒と話していると、彼らが好きな科目や趣味について生き生きと語る姿に、いつも心を打たれます。その目は輝き、情熱に満ちています。生徒の気持ちに寄り添い、話を最後まで聞くことを大切にしています。そして、私自身のことも話します😉
お互いに自己開示をすることで、心の距離が縮まっていきます。「先生」と「生徒」というよりも、公園のベンチで隣に座って気軽に話す友人のような、そんな関係性づくりを意識しています。「先生」として、勉強のサポートや相談も乗っています。
面談を重ねるうちに、生徒たちの表情が少しずつ変わっていくのを感じます。最初は硬かった表情が、徐々に明るくなり、自分の言葉で自分の気持ちを語れるようになっていく姿に、とても嬉しく思います。
ある生徒は、「新しいチャレンジを重ねると、自分に自信がついてくる」と話してくれました。別の生徒は、「自分で選択することで、レジリエンス(困難を乗り越える力)が高まる」と気づきを教えてくれました。
もちろん、すべてが順調というわけではありません。通信制高校に入学して、前の学校とは違う環境に戸惑う生徒もいます。そんな時は、寄り添いながら一緒に道を探していきます。
サイル学院は、勉強だけでなく、生徒の人生そのものをサポートする場所です。私自身も、生徒との面談で教わること、気づくことの連続の毎日です。
これからも、生徒たちと共に歩み、共に成長していきたいと思います。
▼12月入学の高校1年生、2回目の1on1でたくさん自分の好きを教えてくれました😍