先生の日記|サイル学院中等部・高等部(通信制)

高3 進路は“じぶん軸”で

作成者: サイル学院の先生|2025-04-16

こんにちは!サイル学院の担任、斎藤です。

今週は、ある生徒さんとの進路相談の様子をお届けします。

高校3年生の彼は、大学選びについて真剣に考えている最中。
高校選びでは偏差値だけを重視してしまい、途中で挫折した経験から、「今度は自分の目的をしっかり見つめたい」と話してくれました。

「ただ、大学で何を学びたいか、まだはっきりしないんです」そんな悩みを打ち明けてくれたので、一緒に考えることにしました。

彼の興味や関心を丁寧に聞いていくと、日本経済やグローバル経済の動向に関心があることがわかりました。
最近はニュースをよく見ていて、社会の変化に対応できる幅広い知識が必要だと感じているようです。
また、「友達が大阪の経済学部に4月から通っていて、話を聞いたら、すごく興味が湧いてきました。」
社会で実践的に役立つ学びができる点に魅力を感じている、というのが見えてきました😆
英語の重要性も感じているとのこと。未来を見据えた考え方に、思わず感心しました。

「実は、父親との関係があまり良くなく、家では相談しにくいんですよね…」と。
サイル学院では、こうした家庭での難しさも含めて、生徒の気持ちに寄り添うことを大切にしています。

「9月卒業か3月卒業か迷っています。一般受験なら9月卒業もありですか?」こんな質問も出てきました。
一人ひとりの状況に合わせた卒業時期の選択肢があるのも、通信制高校の強みです。
卒業時期についても、進路と合わせて検討していくことにしました。

将来の夢についても話してくれました。会社員として働くのではなく、「自分で仕事を決める能力のある人になりたい」と。
そのために、大学で何を学ぶべきか、色々な情報を集めながら可能性を広げていこうと話しました。

サイル学院では、こうした一人ひとりの思いや背景を大切にしながら、一緒に進路を考えていきます。
「今のじぶんに合った進路ってなんだろう?」
そんな問いに向き合う時間を、焦らず、でも確実に進めていける場所です。

“自分の軸”を見つけて、それに合った選択をしていく。
そんな進路選びを、これからも一緒にしていきたいなと思っています。

 

1on1の記録

▼高校3年生、高校受験での経験から次は“じぶん軸”を大事にしたいと話してくれました😆

 

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