先生の日記|サイル学院中等部・高等部(通信制)

高2 生徒から教えてもらったこと

作成者: サイル学院の先生|2025-02-05

こんにちは!サイル学院の担任、斎藤です。

担任として生徒を支える立場ですが、私自身も日々、生徒から多くのことを学んでいます。

生徒の成長を見守る中で、新たな気づきを得たり、私自身の視野が広がったりすることに、感謝する毎日です。今週も、一人ひとりとの対話を通じて、たくさんの学びがありました👌

高校2年生、来年の入試に向けて少しずつ準備をスタートしました。今週は、自分自身の「強み」について話をしました。
自覚している強みは「誰かを楽しませたいという気持ち」。そこから、ご両親との会話、ディズニーランドでの体験、アルバイトでの経験などを振り返る中で、「誰かのために行動し、役に立つことが好き」という素敵な言葉に変換されていきました。また、その「強み」は、社会と繋げると、「自分が嬉しかった経験を、誰かに提供していきたい」というビジョンになり、今後は、「自分がされたら嬉しかったこと」の幅を広げ、自然と相手が求めることを察する力も伸ばしていきたい、という具体的な目標が見えてきました。
6月のAO入試に向けて、この想いをしっかり伝えられるよう、一緒に準備を進めています。

また、別の日には、アルバイトに熱中している生徒と話をしました。始めたばかりの仕事に一生懸命取り組んでおり、今は進路について考える余裕はなさそうでした。しかし、私の伝え方が少し急かすようなものになってしまったかもしれません。それぞれの生徒に合ったペースがあることを改めて実感し、焦らず寄り添うことの大切さを教えてもらいました💫

生徒と向き合うたびに、私自身の「こうあるべき」という固定観念が、少しずつ解きほぐされていくように感じます。

サイル学院では、個別面談を通じて、生徒の可能性を一緒に探ります。「あなたの長所は、こんな場面で活きる、輝くかもしれないね」と具体例を挙げながら対話を重ね、不安や迷いを共有しながら進むべき方向を一緒に考えます。そうすることで、生徒自身が自分の道を見つけられるようサポートしています。また、決められたレールに乗せるのではなく、一人ひとりの個性や状況に応じた進路選択を大切にする、そのことを生徒との面談から学びました。生徒一人ひとりのペースに合わせ、今を大切にしながら、将来への準備も少しずつ進めていく。そんなバランスの取れた成長を、これからも見守っていきたいと思います。

 

1on1の記録

▼高校2年生、来年のAO入試へ向けて「強み」を一緒に言語化しました😍

▼高校2年生、今は進路よりアルバイトを頑張っています😁それぞれのペースがいいね♪

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